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安全への取り組み

APPROACH TO SAFETY

安全衛生委員会より

FROM THE HEALTH AND SAFETY COMMITTEE

特に注意が必要な季節について

一言で「熱中症」と言っても、同じ条件下で必ずしも誰もがなる病気ではありません。現場経験の少ない人、夜更かしをして現場へ来る人、普段から不規則な生活を送っている人…。いくつかの悪条件が重なることで突然罹ることがしばしばです。また、炎天下でなくとも、空気の流れが悪い場所、気温や湿度の関係で日陰となる屋内にこそ危険が潜んでいるといえます。

生活習慣を整えることはもちろんのことですが、そうあっても体調がおかしいと感じたときは無理をせず、また現場の職長や仲間も配慮していきましょう。

重点目標『保護具の適正使用』

私たちが請け負っているアスベスト処理で一番大切なことは「アスベストを外部飛散させない」ということ。その分、実際に現場で施工する作業員さんが担うリスクにも配慮が必要です。ということで、通年を通しての重点目標は…

『保護具の適正使用』

  • 1)マスク装着時のフィットテスト実施
  • 2)保護服隙間のテープ目張り
  • 3)装着状態の確認(パートナー同士、鏡)

現場が始まるたび、気持ちを引き締め新しい気持ちで取り組んでいれば、事故や怪我も防止できるはず!

重点目標『保護具の適正使用』

ファーストビルト安全大会1年に1回及び随時

当社の安全協力会に加わり、業務に携わっている作業員が一堂に会する「安全大会」を開催。 大手元請会社より講師を招いての安全に関する講話、施工内容の統一を目的とした作業要領の周知、事故事例を踏まえた危険予測の認識、その他安全な現場作りのための決起を行っています。

安全パトロール&現場視察随時

当社では、独自に作成した「安全パトロール点検表」を元に、各現場への安全パトロールを随時実施しています。 各現場の規模や作業条件等により重視すべき点検項目は異なります。 その現場に適した安全指示を出したり隅々まで目を配り、作業環境に潜む危険因子を早期に発見し摘み取ることで、事故防止につながると私たちは考えます。

健康診断の実施

当社では、雇い入れ時とその他定期に各種健康診断を実施しています。

  • 1)一般健康診断(労働安全衛生法 第66条)
    雇い入れ時に実施する健康診断、及びその後一定期間ごとに定期健康診断(深夜業務・有害物取り扱い業務に関わる項目を含む)を実施
  • 2)石綿健康診断(石綿障害予防規則 第40条)
    雇い入れ時及び雇い入れ後、一定期間ごとに石綿健康診断を実施
  • 3)じん肺健康診断(じん肺法 第9条)
    粉じん作業に従事する者、または従事していた者に対して一定期間ごとに実施

また、医学的な立場から労働環境や作業員の体調管理まで、幅広いアドバイスや対策を提言していただき改善に努めています。

熱中症患者ゼロ!

「熱中症患者を一人も出さない」ための取組みに応えるべく、当社全現場での作業員一人ひとりの心がけによって、無事に厳しい季節を乗り切っています。 石綿対策工事では通常の建築(解体)作業現場と異なり、周辺への粉じん飛散を防ぐため隔離措置を取ることが不可欠です。 全身を規定の保護衣・保護具で固め、ほぼ密閉している場内での作業は常に”熱中症”の危険と隣り合わせ。 現場全体を管理する職長は、作業員の体調管理や作業環境の把握ととても責任重大です。

ファーストビルトの熱中症対策

  • スポーツドリンク/熱中飴(塩分摂取を目的としたもの)/塩タブ(塩の塊)の常備。
  • 気象環境(外気温や湿度)の変化、作業内容(養生作業時や除去作業時)の区別により連続作業時間を変える。
  • 経験年数が一年未満の作業員や個々の体力レベルに合わせた配置換えの指示等。

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